パルスオキシメーター購入しました

医療

診療放射線技師として病院勤務しているしじみです。
最近、テレビのニュースでも取り上げられることが多くなった「パルスオキシメーター」を購入したのでレビューしたいと思います。

コロナウイルスの流行に伴い、医療が逼迫しているとの報道がありますが、実際に自分が勤務する病院でもコロナウイルス感染症の患者さんが入れるベッドが減少していたり、一般の救急業務がストップしてしまったりとかなりの影響が出てきています。

そこで、病院に直接行く前に自分自身の症状がどの程度なのか簡易的にわかるものがこの「パルスオキシメーター」です。

今回自分が使用するために購入したわけではなく、喘息持ちの祖母から「心配だから購入してくれないか?」との連絡があり、この度市販の「パルスオキシメーター」を購入することになりました。


・パルスオキシメーターとは

パルスオキシメーター」とは、血液中の酸素濃度すなわち酸素飽和度(SpO2)を測定する簡易的な機器のことをいいます。基本的には手の指先や足の指先に挟んで使用するものが多いですが、医療の現場などでは耳に挟んでテープで固定するタイプもあります。


何がわかるもの?

パルスオキシメーター」は酸素飽和度を測定する機器です。
酸素飽和度とは、血液の赤血球に含まれるヘモグロビンに何%の割合で酸素が結びついているかを意味します。そして体内の酸素は血液のヘモグロビンによって全身に運ばれています。
血液は肺で酸素と結び付けられ全身に送られるため、肺の状態によって体内の酸素の取り込み具合が変わってきます。

したがって、「パルスオキシメーター」を使用することでコロナウイルスに感染しているかどうかが分かるということはありません
コロナウイルスに罹患すると肺炎になり、肺がうまく機能せず体内の酸素取り込み量が低下する場合があります。そこでこのパルスオキシメーターを用いることで、簡易的に自分の体内の酸素量を知ることができ重症化しているかどうかの目安になります。


実際に購入したもの

ニュースなどでも「パルスオキシメーター」について取り上げられることが多くなってきた影響もあるのか、オンラインショップで「パルスオキシメーター」を購入することができる店舗が多くなりました。

私の勤務先の病院で使用しているものは国産医療メーカーの機器で、かなり高額なものでした。
そのため、今回は、ネットで数千円で購入できる中国製の「パルスオキシメーター」を購入しました。


※数万円ほどする国産医療機器メーカーのものも個人で購入することはできますが、現在医療現場でもこの「パルスオキシメーター」の在庫が減少しているため、一般市民の方が医療機器として販売されている「パルスオキシメーター」を入手することは控えた方が良いでしょう。


今回購入したものは単4電池2本で使用できるタイプのもので、シリコンカバー・ストラップ付きのもので、4,500円で購入しました。使うために必要な単4電池2本も付属していました。


実際に使用してみました

今回喘息持ちの祖母に頼まれて購入しましたが、渡す前に動作確認をしておきたかったので、開封し実際に使用してみました。

使用方法は簡単で、電池を入れてクリップ状の本体を任意の指先に挟み、電源ボタンを押すだけ。
指先に挟んでいない状態、電源を入れた後に外したりすると「Finger Out」と表示され測定することはできません。

指先に挟んで電源を入れた後に測定が始まり、数秒後に血中酸素飽和度の値(%)が表示されます。
酸素飽和度(SpO2)と別にPRbpmという表記があり、こちらは心拍数が表示されます。

また、電源ボタンを長押しすることで画面の明るさを変更(2段階)することもできました。


現在Amazonなどのネットショップでもこのような簡易的な「パルスオキシメーター」を購入することができます。医療機器として販売されている高額な「パルスオキシメーター」を個人で購入することはおすすめしませんが、中国製の一般市民向けのものは、手軽に自分の肺の状態を知ることができるため、喘息などの持病がある方、すでにコロナウイルス感染症に罹患し、自宅療養をしている方は持っていても良いかと思います。

タイトルとURLをコピーしました